薪ストーブのガラス交換&メンテナンス 原村三井の森
薪ストーブのガラスを割ってしまった・・・。
薪ストーブの専門業者に頼むと高いから何とかならないか?
というご相談でガラス交換をさせて頂きました。
割れたのはこのストーブのガラス↓
ちょっとはみ出し気味の大き目の薪をいれてみて、入らなかったのでホンのちょっと押したらあっと言う間にヒビが入ったそうです。
薪ストーブのガラスは高温には強いですが衝撃には通常のガラスよりもかえって強くないのかもしれませんね。
薪ストーブ用のガラスは熱に強い耐火性のガラスを使用しています。
薪ストーブのガラスとして必要な耐熱温度は500℃以上。
一般的には
・ネオセラム
・ファイアライト
という耐熱ガラスを使用します。
今回は既存の壊れたガラスの厚さが5mmだったのでファイアライトを選択。
さっそく図面を描いてガラス会社に注文。
数日後、ガラスが届いたのでさっそく取り付けに掛かります。
キレイに取りつきました↓
薪ストーブの火はキレイだから見ているだけで何やら癒される という感じがあるそうです。
これでキレイな炎が楽しめますね!
さて、私が別荘の管理会社に勤務していた時に、監理事務所が間に入って薪ストーブの設置業者に薪ストーブのメンテナンスをしてもらったことがありました。
そしたらその時に薪ストーブのガラスの固定のネジをちょっとだけ強く締めすぎてしまい、後日、お客様が薪ストーブを使用していていたらあえなくガラスが割れてしまいました。
困ったのはその後で、お客様は当然、
受注した管理事務所&薪ストーブの設置業者が悪い。
ただ(無料)で直せ!
と主張します。まぁ、当然ですよね。
しかし管理事務所は薪ストーブの設置業者の出した見積りに15%の利益を上載せた価格でお客様から受注しています。
薪ストーブのガラスを交換するのに全部費用を負担したら、儲けがないどころか一気に赤字です。
しかも、薪ストーブの設置業者が言うには、薪ストーブは外国製でガラスも特殊で日本には取り置きが数枚しか無く、ガラス代だけで1枚6万円する ということでした。
※ホントかわかりませんけど・・・
という事があったので、薪ストーブのガラスが壊れた場合は
薪ストーブの専門業者に依頼すると随分高いことになるな と学習しました。
別に耐火性のガラスなら何の問題もない筈なんですけどね~。
・・・・というのと、当方では煙突の掃除も行っています。
掃除前の煙突↓
そこにワイヤーでこの様に亀の子だわし(でもないか)になっている掃除道具を挿入してゴシゴシと擦ります↓
数回おこなうとこの様に固まったススが落ちます↓
あとは下のストーブの中に落ちたススをキレイに片付けて終了です。
という上記な様な幾つかの理由がありまして当方では、
・薪ストーブのガラスの交換 & 煙突掃除及びストーブ内の掃除 & ガスケットの交換 を1セットとして100,000円~でメンテナンスを行っています。
なぜ100,000円~ の~(から)が付いているのかというと
・煙突掃除するにも屋根が急すぎると危険度が高くなる。
・薪ストーブのガラスが大き過ぎる場合や、通常(ファイヤライト等)よりも、さらに特殊なガラスを使用していた場合には単価が高くなる。
・煙突が長い、または古くて傷んでいる場合、または、ストーブが古くて傷んでいる、ガスケットなどの消耗品が通常より多く必要。
etcなどの場合があるからです。
薪ストーブの煙突は1年に2回、掃除するのがお勧めです。
一回は5月頃。
薪ストーブを使用しなくなった時にススを払ってしまいます。
ここでススを払わないと煙突の中に溜まったススが水分・湿気を吸った際に煙突内がさびやすい状態になってしまう、と言われています。
もう一回は11月頃(薪ストーブを使用し始める前)春~秋の間に薪ストーブの煙突の中に鳥が巣を作ってしまった というのはよくある事みたいです。
鳥が巣を作ってしまうと
・第一にまずなにより鳥が可哀想
・薪ストーブの火が燃えにくくなる
ということがあります。
この様な事情も含めての
・薪ストーブのガラスの交換 & 煙突掃除及びストーブ内の掃除 & ガスケットの交換 を1セットとして100,000円~でメンテナンスをという提案です。
薪ストーブのガラスは案外ちょっとしたことで割っちゃうことも多いみたいですし。
その際は御相談下さいませ~♪
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