ウッドデッキが傷むの屋根を付けたい というご相談をいただきましてありがたく工事をさせて頂きました!
なかなか素敵なデッキスペース。
愛犬のフレンチブルドックも遊べるようになっています♪
このスペースを雨の日でも利用できたらもっと素敵な時間になりそうです。
という訳で・・・・
こんな具合に手摺の柱を利用しながら柱を建て、桁・梁・垂木を組んでいきます↓
屋根の形が複雑で一本一本の材の切り口・転びに規矩術が必要になります。
今は、プレカットという木の接合部は全て材木屋さんが予め機械で仕口や継ぎ手を作ってくれる時代です。
機械で木の繋ぎの部分を作ってくれるのでプラモデルでも組み立てる様に木をはめ込んでいけば家の骨組みが出来ちゃいます。
一見、便利になったなぁ、と思うのですが逆に90°以外の角度のつなぎ方などの接合方法や切り口には対応できません。
昔ながらの規矩術という技術を持つ大工でなければできなくなっています。
今のどこのハウスメーカーや工務店でもプレカットが主流。
だから自社ではこの様な骨組みはできない場合も多いです。
そんなこんなで、結果、昔ながらの大工の技術は絶滅寸前です。
私は幸運にも大工の学校で昔ながらの大工さんにしっかり丁寧に教えて頂けて薫陶を受けることができ、また、私の叔父が40数年来の生粋の昔ながらの大工なのでこういった建物も対応ができた次第です。
でも結構手間が掛かって大変!
もちろん塗装も同時進行で順次行っていきます。
そしてポリカーボネートの板を設置していきます。
何年後かにポリカーボネートが汚れたら屋根の上に昇って洗えるように開口部を取りつけておいて欲しい
というご要望があったので開口部を設置。
でもって完成!
これで雨の日でもデッキの雨の音を聞きながら
・お茶を飲むも善し
・ワンちゃんと遊ぶのもまた善し
ですね!
こうしておくとウッドデッキが比較にならないほど長持ちするので
デッキを10年~20年で作り変えると思えば、
・費用対効果も良いですし
・上記の様に雨の日にも使える
のでお勧めです! (〃^¬^〃)