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前回、屋根の工事でしたが
今回は前回の続きです。
屋根の伸ばして
壁への雨の被害を
少なくしたものの
傷んだ外壁と階段
建具や敷居はそのままなので
今度はそちらを直していきます。
腐食して傷んだ外壁は
傷んだ外壁部分を切り外し
防水透湿シートの内側を確認します。
この外壁面は大丈夫そうです。
念のため、下地になる木を
付け足しておきました。
こちらはどうでしょうか↓
こちらの方が状況は進んでいますが
それでも補強すれば大丈夫そうです。
そして最後のもう一面は・・・
ここが一番
被害は少なかったです。
ここも補強の木材を入れて
壁を開けた部分に、上から
透湿防水シートを重ねて取り付けます。
外壁を取付け塗装をし
最後にシリコンで
隙間を塞いで完了です!
次に朽ちていた階段を直します。
直す、というより
直しが効かない段階なので
造り直し、になります。
今までは
階段の脚(側板)部分が
地面に直置きでした。
ですがそれでは傷みやすいので
今回は、サービスで
デッキの下をちょっと掘り
砕石を敷きブロックを敷いて
その上に階段を設置し直しました。
敷居・建具の交換は
今回は近所の建具屋さん
清水ウィンドーさんに
お任せすることにしました。
とはいうものの、
敷居付近の床の交換は私の担当。
建具を外してから
こんな感じに敷居付近の
板をちょっとずつ剥がしていきます。
どうも重傷で全部剥がすしかなさそうです。
※本当に修理は手間が掛かります。
高さが合うように
根太を補強し
床の下板を入れ直します。
傷んでない部分は
できるだけ活かしたいのですが、
水平も段々狂ってきていますし
できるだけ使える部分は残し
傷んだ部分だけを取り除くのも
なかなか手間が掛かります。
イメージとして
建てる時の3倍以上は
手間が掛かります。
もう一つの方の床も重傷です。
結局、3重になっている板を
全部剥がすことになりました。
そして床の下地板まで入れ
あとは建具屋さんが
敷居を入れてくれるのを待ちます。
春になってやっと建具屋さんが
敷居・建具を入れてくれたので
床の交換も最終工程に入ります。
お施主様より支給の
テラコッタタイルを据え付け
コーキングします。
あとは元通り
巾木、窓枠を取付け
外したカーテン等を
元に戻して内側は完了!
仕上げに外回りの塗装をして
ご依頼頂いた
建物修理作業は完了です。
ただ、それでも
滴る雨を完全に
防げる訳ではありません。
そこで再発防止のために
簡単な雨除け用に
衝立を作ってサービスします。
これで長持ちする筈です!
※
建物の総メンテナンス
ですからこれくらいは
サービスしなくちゃ!
です。
※
お客様には
丁寧に仕上げをありがとう!
建具、リビングのタイルも
とてもきれいに仕上がって
(中略)早く現地で見てみたい
衝立もありがとう!
見栄えも大変良いので是非活用したい
とご感想を頂けました。
今回は冬を跨いでしまい
遅くなって非常に恐縮でしたが
お役に立ったのであれば
本当に良かったです♪
ではまた~♪
もっと建築工事・ウッドデッキ工事を見る
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(建物総メンテナンス)
前回の続きです。
※
壁の腐りや窓枠直し
などの建物修理etc
~塗装工事まで、
大部分が終了し、
※
残るはウッドデッキを
作り直すだけとなりました。
ここで叔父から爆弾発言が!
※
ウッドデッキは
防腐剤注入材
じゃなきゃダメだ!
え~と、スミマセン。
※
見積りは普通の材で
しているんですけど・・・
※
防腐剤注入の材を使ったら
赤字なんですけど・・・
※
ダメだ。
折角だから防腐剤注入材を使え!
ビスもステンレス製だぞ!
※
ヒエ~・・・。
赤字。
※
叔父には逆らえないので
泣く泣く防腐剤注入材を
買ってきて、まずは
デッキの材を塗装です。
この時点で塗装するのは
後では刷毛が入れらなくて
塗装ができなくなる部分。
そして、まずは基礎を
打たなければなりません。
※
しかし、今回は
岩だらけの場所だったので
基礎を打つには
重機を持って来て
掘り返す必要があります。
※
ですが、今回の現場は
重機が入れる場所もありません。
※
そこで思案の末、
加工したアングルを設置し
基礎の代わりにすることにしました。
※
※
諏訪市の牛山鉄工所さんに
お願いして作ってもらった良品です。↑
※
基礎が何とかなったので
今度はやっとデッキ工事に入ります。
※
※
ふ~、なんとか
ウッドデッキも完成!
※
これでご依頼頂いた
内容は全て終了。
そして、普段は
お仕事を頂いたら
※
お仕事をいただけて感謝です!
※
という感謝の気持ちで
何かしらサービス
させて頂くのが通常。
※
ですが今回は
・お風呂の壁・窓枠の腐りが酷すぎ
・デッキに(見積りより高い)防腐剤注入材を使用
という事情があり、
※
それだけで既に
結構なサービス価格と
なってしまいした。
※
という訳で
今回の工事は
ここでお仕舞い。
※
今回の工事に関しては
お客様も当方の前に
他社の見積りを何社か
取られたとのことですが、
※
他社の見積りが
よっぽど高かったのか
当方が見積りを出したら即座に
ご注文を頂けてしまいました。
※
いずれにせよ
お客様にはご満足頂けて、
※
この夏には、
キレイになった別荘で
過ごせてよかったよ
※
とのお言葉を頂けまして嬉しかったです。
※
う~ん、まぁウチも
総合的には赤字ではないし
※
お客様が喜んでくれたから
まぁいいか!♪
※
という感じでした。
(*゚с゚*)ポ~
ではまた~♪
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・屋根の塗装
・外壁の塗装
・腐ったベランダ(ウッドデッキ)の改修
・お風呂の窓の修理
・雨戸の補修
・屋根に当たる木枝の伐採
・玄関ドアの調整
・玄関に侵入する水の対策
・玄関前のコンクリートの補修
・障子の張り替え
をやって欲しい
※
という建物修理から
塗装工事などの
メンテナンスまで
盛りだくさんの
御相談を頂きました。
※
言ってみれば
別荘の総メンテナンス
※
※
建築当初はこんな感じだったようですが・・・
現在は↓
※
手摺は朽ちて落ち、
デッキもボロボロ・・・
※
やっぱ雨の当たる場所は
そのままじゃダメですね~。
※
※
雨戸もデッキに落ちた
雨水の跳ねで傷んでます↓
玄関前のコンクリートは剥がれ・・・
玄関も締まり難く
なっていました↓
さらに
お風呂の窓枠は
腐りが入って↓
外壁は外れるほど
中が腐っているみたい・・・
外の木枝も建物に当たっています↓
などなど。
※
どこから手をつけようか?
悩むくらいでしたが
まずは木枝の伐採からおこないます↓
次に
外壁の塗装工事
に入ります。
※
高圧洗浄機で水洗いすると
汚れや木の傷んだ部分が吹き飛び
ケレン処理にもなります。
※
洗浄後はしっかり
乾かす必要があるので
数日は期間をあける必要があります。
※
という訳で
足場を組みながら
建物の古い塗装を
剥がす作業を早めに行います。↓
屋根も高圧洗浄で
取れる汚れは全て取って↓
デッキも取っぱらちゃいます↓
さて、
塗装しなきゃ!
と思い
※
窓の際の汚れを確認すると
2階の窓枠が完全に
壊れているのを発見。
※
窓枠を修理しないと
今にもガラスが落ちそう・・・↓
追加工事で
これも後で直すことになるも・・・・
※
まずは雨戸の補修して・・・
※
お風呂の戸と
壁の外側の壁を
剥がします。
※
そして絶句!!・・・↓
※
※
※
※
※
※
※
※
※
相当な腐りが来ていて
朽ちています。
※
壁を全部取り換えた方が
良いのでは?
と思えるほどの朽ち方でした。
※
原因を調べるに、
建築当初は屋根の上には
何もなかったのに↓
こんな妙なパイプが
付いているから変だなぁ
と思っていたのですが
※
屋根の出が短いので、
雨が直接壁を伝い、
この様に壁に腐りが
入ったであろうと推測。
見積りした際には
ここまで酷いとは
思わなかったので
※
というか、
壁は開いてみないと
実際のところが分からない
というのが実情。
※
一応、見積では、
7万円でできる範囲で
というお話にさせて
頂いていましたが、
※
これを直すには
予算を遥かに超えてるな~~~。
※
お客様にそのことを
了解いただいて
修理します。
※
※
※
※
※
本当は、
出来る事であれば
もう壁を全部壊して
やり直した方が良いかも・・・、
とも思いました。
※
しかし、
一緒に作業してくれた
40数年の経験を持つ
熟練大工の叔父さんの
ファインプレーで
※
何とか
それなりに
直すことができました。
※
そして建物修理の方が
ひと段落したので
次は屋根と外壁の
塗装工事を継続します。
※
※
※
※
以上で塗装工事自体は終了!
※
塗装は終わったものの
まだまだ補修は続きます。
※
玄関前のコンクリートの剥がれを補修↓
障子も全部貼り換えます↓
貼り換え後↓
落ちそうになっていた
2階の窓ガラスの窓枠を
一から作り直して取り付けます。
※
建具屋さんでは無く
大工の造る建具ですので
その点はご理解をいただきます。
※
玄関ドアの調整は
ドアを外して
チョイチョイチョイ
と補修して、
※
最後にウッドデッキの改修に掛かります。
※
建物の全修理も
なかなか遣り甲斐
があります。
※
続きます。
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