物置に使っていた
貨車倉庫の雨漏りを
何とできない?
※
というご相談を頂きました。

ということで
まずは屋根に上って
調べてみます。

おお~

これはなかなか・・・
※
コーキングのシリコンが
紫外線による劣化で
ダメになったのか?
※
それとも
板金がダメになったのか・・・
※
どちらかでしょうが
いずれにせよ雨漏り箇所の
特定は難しそうです。
※
さらに、仮に
シリコン打ちや塗装で
一旦は雨漏りが止まっても
数年後にはまた
雨漏りが発生しそうな気が・・・
※
※
そこでお客様と相談の上
貨車倉庫の上に
ポリカ波板の屋根を
造ることになりました。
※
まずは材料の塗装です。

一般的に普通の大工さんは
工事前に材料への
塗装はしません。
※
完成してから木部の
塗れる部分だけ塗装をする
というのが通常です。
※
ですが、完成してから
塗装するとなると
どうしても塗装しきれない
部分があります。
※
それじゃ残念なので
当方ではできるだけ
最初に塗装します。
※
※できない場合もありますけど
えへへ(〃´∪`〃)ゞ

塗装が乾いたら
屋根の設置作業です。
※
まずは既存の雨どいを外します。

これは後で使うので
壊さない様に慎重に外します。
※
雨を外側に流したいので
勾配をつけられるように
片側を高くします。

そこに垂木を掛けていき

垂木の途中でも
垂れない様に
調整の材木を下に
入れていきます。

そしてその垂木の上に
桟木を設置して
下地は完了!

完成した屋根下地の上に
ポリカ波板を
打ち付けていきます。

屋根葺きは完成。

屋根の端に出てしまう
桟木の切り口を
(できるだけ)
濡らしたくないので

けらばに隅金物の
板金を取り付けます。
※
そして近くの水路に
雨水が流せるよう
勾配を考えながら
雨どいを着けていきます。

最初に取り外しておいた
雨どいを取り付けて完成です!

これで雨漏りの
再発の心配もないし
安心していただけました。
※
ではまた~♪
※