木の伐採 原村

以前、台風で木が折れ

御相談頂いた

別荘オーナー様より

敷地の木の伐採をしたい

というご相談を頂きました。

↑ここまでの木は

まぁ問題無くできそう

なのですが・・・

↓奥の方に直径80㎝は

あろうかという巨木が

2本あります。

これが大変でした。

これを倒すには、

ある程度の広さの空き地が

必要です。

そしと隣の敷地の西端に

丁度空き地がありました。

ですから、

お隣の別荘オーナー様に、

その空き地の部分に

倒しても良いよ

と一言、許可を頂ければ

話は簡単でした。

※通常、別荘地では

お互い様のことですので

普通にそうやって木を伐採します。

ところが!

管理事務所によると

伐採はその敷地内で

行わなければならない

という

施工業者に厳しい規定

があり、どうにも

ならなくなりました。

特殊伐採で伐採して下さい

管理事務所はそう言うが・・・

オイオイ

簡単に言うけど

このケースでそれを行うと

どれだけオーナー様の負担に

なるのかわかってんの?

と心中で思う程。

試行錯誤の末に何とか

木に登って上から

三つ折りにする様に切り倒す

というデンジャラスな

方法を考案し

何とか切り倒しました。

その倒したあとの巨木がこれ↓

こうして何とか一番の

難関を無事終える事が

できたので、

他の木も伐採します。

作業前のウッソウとした敷地が↓

伐採後↓

こちらも↓

伐採後(撮影した場所は反対からです)↓

こちらも↓

伐採後↓

こちらも↓

伐採後はこうなりました↓

これで敷地がとても

明るくなりました。

原村役場に届け出る為に

計算しましたが

伐採したのが

全体の22%だったので

”間伐”ということになり

造林計画も必要ありません。

最後にサービスで

屋根の上の落ち葉

を掃除して終了です。

掃除後↓

さて、話は変わって

一昔前の別荘地の

管理事務所の指導は

別荘の敷地の木は

できるだけ残す

もし伐採した場合は

同じ本数の木を植える

というものでした。

ですから別荘を建てるにしても

最低限の本数だけ伐採し

大きな樹もできるだけ

残して建てました。

しかし今は、

建物を建てる際には

敷地の木を伐採し

新しく好きな木を

植えるのも容認

される様になりました。

倒れたり折れたりしやすい

赤松 や カラマツ が

あれだけたくさんあれば

どの別荘オーナー様も倒木で大変ですからね。

カラマツや赤松以外でも

こんなこともありますし↓

自分の別荘に倒れるのも

避けたいことですが、

他人様の別荘に倒れたら

それも大変です。

建物の壁は湿気っていると

非常に傷みやすいですし、

大木がウッソウとしていると

良いこと無しです。

ウッソウとしていると

木自体に苔が生えて

病気になると

倒れやすくなりますし↓

伐採して明るい敷地で

新しく山桜や紅葉などの

広葉樹の苗でも植えた方が

快適に過ごせると思います。

今回、伐採させて頂いた

別荘オーナー様には

敷地がこんなに明るく

なって良かったよ~

と言って頂けて良かったです。

ではまた~♪

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