当方が独立した当初からのお客様より
板葺きが数枚剥がれて飛んで行ってしまった。
この際、屋根を葺き直したい
とのご相談を頂きました。
現状は↑こんな感じの板葺き屋根で、
おっしゃる通り板が数枚飛んで無くなっていました。
もし、一文字葺きや瓦棒引きなどの板金工事で行うのなら、
専門の板金業者さんに依頼する必要があります。
一文字葺き↓
板金横葺き↓
ですが打合わせをさせて頂く中で、当方で先日、
を参考までにお伝えさせていただいたところ、
別荘オーナー様が、
30年経ったら私もこの世にいるかわからないからこれで良い
とおっしゃり、オンデュリンでの施工が決まりました。
どうして富士見町栗生のお婆ちゃんといい、そんな寂しい発言をするの?
人間は120歳まで生きれる様にできているのでそれまで頑張って下さい・・・
と、こういった言葉を聞く度に思いますが、それは立ち入れない話です。
話しはさておき工事に入ります。
まずは仮設工事で足場を組みます。
防水紙(アスファルトルーフィング)を敷きながら、桟木を打って行きます。
今回は薪ストーブの煙突がありますので、その雨仕舞には特に念入りに雨仕舞していきます。
ケラバもアングル金物を取り付けてキレイに仕上げます。
ちなみに足場についてですが、今回はちょっと苦労しちゃいました。
今回は玄関前の部分のスロープがガラス屋根になっており、足場屋さんも嫌がってやってくれなかったので、こちらで工夫が必要になりました。
↓こんな感じに恐怖のガラス屋根が・・・
割っちゃったらホント恐怖!
そしてその西側はこんな感じ↓に窓で一杯。
こちらも割りでもしたら大変です。
そこで↓こんな風に足場板を渡して臨時の足場を作りながらの作業です。
ちなみに↑この方は忙しい時に手伝ってくれる大工さん。
40年以上の大工経験があり、とても頼りになります。
話しは戻って、以前オーナー様より
ついでに煙突の掃除もしちゃってね
というご希望を伺っていたので、ついでに煙突掃除もしちゃいます。
煙突の頭を外すと・・・
なかなか見事な汚れっぷり♪
これをブラシでゴシゴシ!!
奥の奥までゴシゴシ!!
細かなススがムワーンとしていますが、汚れはしっかり落とせました。
ストーブの方を確認すると↓
はい、結構落ちています。
これを全部きれいに掃除機で掃除して
はい、煙突掃除完了!!
さて、屋根に戻って雨仕舞いの続きです。
棟カバーを取り付けられるように下地の桟木を取り付けながら
棟部分の雨仕舞をしてオンデュリンクラシックシートを取り付けていきます。
天窓部分の雨仕舞は特に気を使います↓
煙突廻りも綺麗に出来ました。
そして全部葺き終えて、屋根の葺き替えは完了!
最後に足場を撤去して工事完了!
完成した様子を別荘オーナー様に見ていただいたところ
もっと倉庫っぽくなるかと思ったけど
思ったよりキレイに仕上がっていて良かった!
とお言葉を頂けました。
ふ~良かった~~♪
(^。^;)ホッ
ちなみに煙突掃除はお仕事を頂いたのでサービスです。
ではまた~♪