縁側の塗装工事 茅野市豊平

縄文の湯のご近所の

介護施設様の

縁側の塗装をさせて

頂きました~♪

実はこの介護施設の方に

私の大叔父もお世話に

なったので

母とも知り合いなのですよね~。

いつも

あざっす!

と思いながらお仕事を

させて頂きます!

作業前

まだ建てて10年経つか

経たないか

という建物なので

何で建築した会社がやらないの?

と疑問に思って

お聞きしちゃいました。

建ててくれた建築会社

K稲建設(松本市)

の言い分は

ウチは大きな工事はするけれど

そんな小さな仕事は

地元の業者にやって

もらった方が良いですよ

と遠回しに断られたそうな。

なぬ?!

荒稼ぎして

後は知らん顔かい?!

と思ったものの

そんなことを

お客様に言っても

仕方がないので養生して

キチンと塗装します。

作業後

多少なりと雨が当たる

場所なので

何年かに一度は

塗装が必要ですが

これで暫らくは大丈夫でしょう!

ではまた~♪

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屋根の雨仕舞(アスファルトシングル)の考察!

さて、メーカーの説明では

波トタンの寿命は一応

5年程度となっています。

ですが、海の近くで一年中

潮風に吹かれる訳でも無く

また東京や大阪などの

湿気が多い所とは違い、

八ヶ岳周りは湿気の少ない高原です。

波トタンでも5年程度で

ダメになったものはあまり

見たことがありません。

使用している実感としては、

10年くらいは普通に持ちますし

塗装をすれば更に長持ちします。

多分10年は大丈夫と

思いますが最初から

20年~50年もって欲しい

とお考えの様でしたら、

一文字葺き、瓦棒引きなどの

板金施工か瓦屋根、または

オンデュリンクラシックシート

が良いと思います。

※アスファルトシングルはそこまで保ちません。

せっかくですので

アスファルトシングル について

知ってる知識をご紹介します。

今を去ること十数年前。

私が大工の学校に

行っている時に

メーカーの見本市に

招待されて

行ってきました。

その時にアスファルトシングルも

あったのですが

メーカーの方に

これは耐用年数は何年くらいですか?

と質問してみたことがあります。

その時のメーカーの方の説明では

15年程度です

とのことでした。

その後、続けて

15年程度してダメに

なってきたら

上からまた重ね貼りすれば良いです

と教えてくれました。

ですからアスファルトシングルを

葺かれている方は、

15年したら重ね貼り

することを念頭に

置いて施工するのでしたら

素人でも施工しやすい良い

材料ということになります。

しかし、

ハウスメーカーなどで

葺いてもらい20年~

長持ちするとお考えの方

には不向きだと言えます。

※ちなみに、

コロニアルの耐用年数は

大体20年程度です。

一長一短なので意見は

その方のご希望や

ニーズに依りますが

私はお客様に

お勧めしません。

というところで今回はここまで!

コロニアルの雨漏りの例は

またご紹介します。

ではまた~♪

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風除けの壁造り 茅野市

八ヶ岳周辺の家では

大抵の場合、

家の北側にボイラー等の

水回りの機械を据え付ける

ことが多いです。

北側ですから場所に拠っては

冬には雪や冷たい風が

直撃します。

そこで冷たい風等の直撃を

和らげるための壁があったのですが

それが倒れてしまいました。

そこで

風よけの壁を直して欲しい

というご相談を頂き

設置工事させて頂きました。

今までの基礎があまりに

簡単な基礎だったので、

束基礎(羽子板付きローソク)

から設置し直します。

規模が小さい工事ですが、

やることは一緒ですので

キチンと砕石を入れて

捨てコンクリートを打ちます。

土台の木材を設置出来たら↓

防腐剤を塗りたくって

既存の壁を設置し直します。↓

今度は風で転ばないように

筋交いで補強してあります。

これで塗装し直して完成!

近頃の家は、屋根の軒が

短い住宅が多いですから

屋根付きでこの様な壁が

必要な家も多いかもしれません。

ではまた~♪

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塗装は何年に一度? ペンキ塗替えの時期の考察

よくご質問を頂くのですが

塗装は何年に一度すれば良いの?

という疑問があります。

私が別荘の管理事務所に

勤務していた時に先輩から

こう答えなさいよ

と教えられた答えは

屋根は10年に一度、

壁は5年に一度が目安です

というものでした。

一般的に塗料には

・フッ素樹脂塗料

・ラジカル制御形塗料

・シリコン樹脂塗料

・ウレタン樹脂塗料

・アクリル樹脂塗料

・無機塗料(セラミック塗料)

・ピュアアクリル塗料

・光触媒塗料

・ナノテク塗料

等の種類があります。

その耐久性を簡単にまとめてみると↓

↑このような感じになります。

塗料の耐用年数については

・施工する箇所は?

・雨がどのくらい当たるのか?

・雨水がどれ位流れる個所か?

・雨が少ない箇所で使うのか?

・海の近くや大気汚染のある地方で使用するのか?

など諸条件に変わってきますので

一概に表現できません。

一応の目安として

・フッ素樹脂塗料   15~20年

・ラジカル制御形塗料 13~15年

・シリコン樹脂塗料     10~15年

・ウレタン樹脂塗料    7~10年

・アクリル樹脂塗料  5~ 8年

・無機塗料など各メーカーによる

バラつきが大きすぎるので

何とも言えない、という

感じかなと思います。

一つ言えるのは、

30年もつ塗料は

今のところ無い

という事です。

当方では通常、屋根や外壁が

トタン等金属の場合は

塗料にシリコン塗料を

外壁が気の場合は

油性キシラデコール

(または同等品)

を使用させて頂いております。

外国製の塗料も

良いのですが

※※

数年に一度の塗替えに

毎回その塗料だと

仕入れる手間も価格も

掛かってしまうので、

日本製のお勧めの塗料で望ましい

と考えています。

塗料メーカーさんのお話だと

キシロデコール等の

油性の塗料は

何も考えずに上から

何度も塗り替えれば良い

というものでも無いそうです。

実際に実験として、

年月も経たずに、また

色も落ちていないうちに

何度も塗り重ねてみた処

内部の湿気が逃げずに芯の方が腐って

きたのだそうです。

木の塗装をする場合には、

前もって下地のケレン処理で

幾らかでも木の表面を出し、

木が呼吸できるようにするのが

大事なのだそうです。

ですので、木材の壁の場合は

5年程度すると塗料もある程度、

雨で洗われススけてくるので

やはり5年に一度くらいが

塗装の塗り替えに良い期間かと思います。

サイディングの壁の場合は

サイディング自体は

20年~30年ともちます。

ですがサイディング施工の際の

シーリング材は長くても

5年~10年程度が寿命ですので

打ち直しが必要になります。

ある程度の期間になると、

シーリング自体にヒビや

剥がれて見えて来て、

雨の侵入する原因

になりやすいです。

そうすると幾ら

その上に上塗りをしても

効かなくなってしまいます。

やはりシリコン材による

コーキングやチンキングを

確認する意味でも5年に一度は

塗替えする方が良いと思われます。

八ヶ岳周辺ですと

シリコン塗料で

塗り替えを勧める業者さん

が多いと思います。

いずれにせよ壁も5年~10年に

一度程度塗替えすのであれば

足場を組む手間は一緒なので

屋根の塗料だけ20年保って

壁だけ塗る為に足場を掛ける

ということが費用対効果で

非効率的なのでしょうね。

そもそも絶対に必要になってくる

後々のメンテナンスの為に

足場が必要のない形の建物に

してくれれば良いのですけれど

そう考えてくれる建築屋さんは

少ないようです。

↑この辺りはまた説明します。

ではまた~♪

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ログハウスの塗装工事 北杜市小淵沢

ログハウスのペンキ塗り替え

をご依頼頂いたので

施工させて頂きました。

施行前

一見キレイなのですが、

よく見ると色が大分薄く

なってきた感じがあります。

施工後

(キツツキ対策も行ったので

キツツキ除けのネットが

掛かっています)

塗り替えますとやはりテカリが違います!

施行前

施工後

施行前

施工後

施行前

施工後

キチンと、

・高圧洗浄

・ケレン処理

・コーキングの打ち直し

・2度塗り

・窓・玄関などの縁廻りも

塗料の色を変えてますし

・塗料も壁はウレタン塗装

・壁はキシラデコール(今回は水性塗料)

・玄関先デッキ塗装

という具合に行っています。

ちなみにこのログハウスは

台所の排水に問題があり、

別荘に久しぶりに来ると

排水の匂いが充満しているんだよ~。

という事でしたので

ついでにチャチャチャっと

手直しさせて頂きました。

このお客様からのご依頼は

初めてでしたが、既に

塗装&キツツキ対策のネット取付け

をご依頼頂きましたので

細かな部分はサービスです。

※他の業者では8000円位は

すぐに請求されます。

何事によらず併せて

ご依頼いただくと

値引きも可能です。

ただ単独で細かい

メンテナンスを行うと

どうしても割高になってしまいます。

工事等ご相談の際に

一緒にお伝え頂けますと

お得と思います。

よろしければどうぞ~!

ではまた~♪

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倉庫の塗装 原村

倉庫のペンキの塗り替え

をご依頼を頂いたので

塗装工事をさせて頂きました。

今回はこの貨車倉庫↓

近寄ってみると

この様に塗装が剥げて

錆びている個所が無数↓

まずはケレン処理に入ります。

このペンキがパリパリに

なっている部分の下地から

浮いてきてしまった錆を

もうちょっとマシな状態に

する必要があります。

最近の塗料もかなり性能が

良くなってきていて、

多少サビがあっても

そのまま上塗りしても

大丈夫なものが多いです。

けれど、やはり

長期的に見ると

サビはキレイに落とせるだけ

落とした方が良いので

まずはサビ落としの作業です。

最初にワイヤーブラシで

パリパリになった部分と

大まかなサビを落として↓

こんな感じにします。

(これだけでも大分マシになりました)↓

ここからさらに

インパクトにワイヤーブラシの

アタッチメントを取付け

さび落としです。↓

まんべんなく擦って

みるとこんな感じに↓

これを布で拭き取ってみると

アラ不思議!

ここまでピカピカ↓

今回は貨車倉庫なので

表はもちろん、横面、

裏側、全部同じように

サビを取り除きます。↓

ここまでいったら下地処理は

充分なので、下塗りの

さび止め塗装をして↓

仕上げの塗料を塗って完成です。↓

今回は倉庫でしたので、

下地の処理を丁寧に

時間を掛けて行いました。

そこをしっかり行えば、

自然と仕上がりの状態も

良くなります。

これで10年~20年は

長持ちしてくれれば

良いですね。

ではまた~♪

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瓦屋根の雨漏り修理 松本市北深志

屋根から雨漏りするから

何とかしてほしい

というご相談を受けまして

屋根の修理です。

↑この様にあきらかに

古くなった瓦

(2列)の部分に

原因があるのでは?

ということで、まずは

瓦を剥して調べてみます。

ちなみに

なぜ屋根の右隣の端の部分が

板金になっているかというと

隣の家が隣接してある時に

(現在は解体されてありません)

屋根の状態が良くないので

ついでに直しても良いか?

という申し出があり、

そこだけ修理されたそうです。

実際に瓦を剥してみると・・・

↑こんな感じで屋根の

防水紙もボロボロ、

下地材もボロボロ・・・。

ということで、やはり

この部分が雨漏りの原因でした。

※他でも漏れてるかも

しれないですけど・・・

防水紙(アスファルトルーフィング)を

敷き直し、この様に

梯子状に下地を組み上げて

その上に合板を張り付けて

屋根下地を多い被せる形で

造ります。

なぜ瓦屋根で施工しなかったのか

というと、

もう下地材もかなり

痛みが来ていたので

下地材から新しく

施工し直した方が良い

というのと、

瓦を施工するより安上がり

で済む、という判断からです。

そしてこの上に防水処理と

板金を巻いて完成です。

これで他の瓦屋根の部分が

傷んで雨漏りする以上の期間は

余裕で長持ちするはずです。

この家の持ち主は源さんの友人で

人助けだで安くやってやれん?

と源さんが話を持ってきた。

そうは言っても!

あなたの財布は

イタまんでしょ?!

と思ったものの

だからと言って、

困っている人がいれば断れんし。

さて雨漏りの修理の場合は

まず最初に雨漏り

している個所を

見つけ出すことから始めます。

ところが雨漏りは

屋根裏を伝って流れるので

屋根裏に上って調べてみても

実際にはなかなか雨漏りの箇所が

分からない事が大部分です。

つまり部屋の中の天井は

部屋で雨漏りしているけど

実際にはもっと

棟(屋根の高い方)

の屋根で雨漏りしていて

それが流れてくる

ということが多いのです。

ですから、

天井裏や屋根裏

からではなく

屋根の上から

大体この辺の屋根が

痛みが激しいから

この辺一帯を全部やり直す

とアタリを付けるしかない

部分も多いのです。

今回は(不幸中の幸いで(?))

雨漏りの箇所が非常に

分かりやすくて

良かったです^^

ではまた~♪

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屋根修理 三井の森

今回は年に数回はご相談を頂く

雨漏りのお悩みについてです。

今回の内容は、

木の枝が倒れて屋根瓦が

割れてしまったので

直してほしい!

というご相談でした。

実際に見ると瓦が

数枚割れておりました。

壊れた持ち主の方から

見ると一大事ですが、

ハウスメーカーや

工務店からみると

大したことは

無いみたいです。

屋根屋さんに相談してください

と言ってなかなか

対応してくれなかったそうです。

そこで今度は屋根屋さんに

相談しようしましたが

お客様も

どこにどう連絡したら

いいのかわからない

ということで、当方へ

相談してくださいました。

当方でも近隣の

屋根屋さんに

相談してみたのですが、

瓦は色々な

サイズや色があり

ケラバの数枚が欲しい

と言っても在庫があれば

対応出来る場合もあるが難しい・・・

という感じの返事ばかりでした。

※ケラバとは一般的に

下の写真の赤い線で

囲んだ部分を言います。

(妻面の屋根の端)

現実的に、

昔より瓦屋根は減ってきており

屋根屋さんも廃業された方が多く

相談先自体が限られてきています。

ですから尚更、

建築の知識の無い一般の方は

困っただろうなと思いました。

それで結局どうしたか

と言いますと

和歌山県の瓦を扱っている

メーカーを探して

問い合わせてみました。

するとそのメーカーでは、

最初営業の方が対応してくれ

瓦を工事するのであれば

ケラバを全部交換した方が良い

と提案してきました。

どうも話を聞いていると、

普段は瓦を50枚以上を単位で

出荷しているので、

そんな細かい枚数の出荷は

メンドウで対応したくない感じでした。

※※

え~と・・・。

ケラバの瓦を全部交換すると

ちょっとした修理の価格では

無くなるんですけど・・・。

それにウチもそんなにたくさん

瓦があっても困るし!

という当たり前の感想を持ち

スミマセン、

そんなにいらないんですけど

という交渉をしてみたところ

優しい女性の事務員らしき方が

代わりに電話先で対応してくれ

無事わずか8枚だけを

購入できることになりました。

メーカーの方からみりゃ

そりゃぁ面倒くさい

でしょうからね~。

事務のお姉さん、

ありがとう~!

そしていよいよ実際に瓦が

届いたもののここでも

また問題発生!

開けてみると・・・

瓦が一枚割れてんじゃーーーーん!グハ!

普段は50枚、100枚単位での

箱積めでの発送なので、

注文する側も不足を避ける為

多めに注文するし、

多少壊れても問題が起きない

のかもしれない・・・

という事情を斟酌しながらも

仕方が無いので瓦メーカーの

お姉さんに電話してみると

その分返金してくれました。

多分、本来より少数の購入で

儲けが少ないところにきて

返金手続きなんぞしたから、

利益が出なかったかもしれない。

非常に恐縮です!

と思いながらも、

その瓦メーカーさんの対応が

親切でとても嬉しかったです。

ちょっと持ち上げて

おきたいので

会社名を紹介させて頂きます。

和歌山の

株式会社アルプス

という会社です。

http://www.alpskawara.co.jp/

↑※お姉さんの親切な

対応が嬉しかったので

公表しておきます。

機会があれば

利用してあげて下さい。

という訳で無事に

瓦を入手したものの

今度は台風接近!

幾らなんでも、

雨で濡れた屋根の上に登って

危険な作業をするほど

馬鹿では無いので

台風前に雨仕舞だけして

台風が過ぎ去るのを待ちます。

そして無事、台風が

通り過ぎたので、

瓦の取り換えに入ります。

周りの瓦は経年劣化してるので

多少色合いは違いますが、

サイズは一緒なので無事

取り付けできました。

私が見習いした工務店では

瓦やタイルなどの焼き物は

少しでも利益を上げるために

全部中国製を使用していました。

それはそれで良いのですが、

やっぱり今回の様な困った時

融通を効かせて

対応してくれるのも

日本の企業ならでは

と思っています。

いくら中国製が安くても、

ダースで送られて来たら困るし!

他の業者なら

こんな手間ばかりの

小さい仕事はしんぞな~

↑伊予弁のつもり^^

とりあえず無事、

お客様の雨漏りの

ご心配を解決できて

一安心でした。

ではまた~♪

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ウッデデッキを長持ちさせるには

ウッドデッキに屋根を

掛ける相談を受け、色々

お話しさせて頂く事があります。

ポリカーボネードの平板の場合(施工例)

ポリカーボネートの波板の場合(施工例)

最初に別荘を造る際に

ウッドデッキを造るのであれば

ウッドデッキには屋根が必須

です。

当方では別荘のメンテナンスを

手掛けさせて頂いているので

頻繁にウッドデッキの

御相談をいただきます。

そもそも木で作っておいて

屋根も付けなければ

雨に濡れっぱなしですから

腐って当然です。

早い場合は5年もすれば

ダメになってきます。↓

造った時は快適だった

かもしれませんが

その後は10年に一度くらいは

大部分の修復、または

造り直す必要があります。

今は

アマゾンジャラなどの

ハードウッド”という

極めて腐りにくい

材木もあります。

そういった部材で

施工した場合は

比較的長持ち

させることができます。

しかし材木の値段も高く、

通常の3倍以上の材料費が

掛かります。

ウッドデッキに

屋根を掛けた方が

デッキ板がほどんど

濡れないので

長持ちするのに加えて、

雨の日でもウッドデッキで

椅子に座って雨音を楽しむな

どという事もできます。

屋根を付けた方が

長い目で見ると、

・雨の時でもウッドデッキを使用できる。

・ウッドデッキ自体がイタミ難いので腐らず長持ちする。

・雨ざらしの時より圧倒的に塗装の回数を減らせるので経済的。

・家の壁にも雨が当たりにくくなるので、出入りする開口部などの雨仕舞がイタまない。

などなどの利点があります。

ウッドデッキを

雨ざらしで造っても

数年に一度は塗装し

直す必要があり

十数年後には

ウッドデッキ自体を

撤去して造り直す

など数度にわたって工事

(お金)が必要になります。

撤去して造り直せば

腐った木材の

処分費も掛かれば

場合により足場代も

必要になります。

そう考えると、

経済的の面でもお得ですし

雨の日でも利用できる

など考えると

使い勝手の面でも良いのです。

今回ご紹介するのは、

ちょっとだけ難しい

差し掛け屋根のケースです。

既存の屋根の関係で、

屋根が途中で折れた形

にする必要があるので、

難易度が高い屋根工事になります。

※こんな感じの

一方方向への傾斜なら

簡単なんですけどね。↓

画像を引用させて

頂いたような事例の

一方向への”面”

の差し掛け屋根なら

簡単なのですが、

今回は屋根が

途中で折れる構造なので

規矩術

という大工の専門知識が必要です。

幸い私が大工の学校で

学んだ際に教えてくれた先生が

そういった知識を

しっかり叩きこまれた

昔ながらの職人の方で、

また昔ながらの大工の叔父が

いろいろ教えてくれるので

技術を習得できました。↓

※私はどこでしょう?↑

多分あなたは、

大工さんならそんな大事な技術は

みんな習得していて当然でしょ!?

と思われるのではないでしょうか?

残念ながら現状は

そうでもないのです。

今は、製材屋さんに

プレカット

という技術があるので、

普通の住宅を建てるのに

規矩術という技術は

必要では無くなって

しまったのです。

大工さんは現場で自分で

規矩術を考える機会自体が

なくなってしまったので、

その結果、今の大工作業に

従事している方は

そんなことできません。

という訳で、

私は”運が良かった”

という事になります。

ともあれそんな技術も

駆使しながら完成です!

お施主様から、

いずれ屋根に上がって

屋根に落ちた松葉を掃除したり

デッキブラシで屋根の汚れを

掃除できるようにして欲しい

というご希望もあり

開口部も設置しました。

諏訪地域は比較的に降水量が少なく

雨も雪も少ない地域ですが、

やはり数年に一度は

大雪が降る時があります。

ですから材の強度も

ある程度必要です。

今回は、当然

そういった場合にも

耐えられるように

充分な強度を保てるように

しっかりしたものを提案し

造らせて頂きました。

ではまた~♪

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車庫の屋根張り替え 茅野市

カーポートの屋根が積雪で壊れた

という事で修理の依頼が来ました。

そこでまずは状況を確認します。

ポリカーボネートの板と板の

重なったつなぎ目がめくれ・・・↓

やたらと細い材木を

垂木に使っているので

ひびが入って折れそう・・・↓

垂木の間隔が突然

変わっているのはなぜ???↓

雨樋を取り付けるのに

合板をこう使って大丈夫?!

(強度が出ない)↓

↑この部分を上から見てみると↓

↑これは・・・。

これじゃ、いつ壊れても

おかしくないのでは・・・。

大工さんの仕事じゃ

なさそうな雰囲気・・

ポリカーボネートの波板の端が

バタバタしてうるさい

と相談をしたら、

この様に止められたとの事。↓

かさ釘の打つ間隔が、

左(赤)と右(黄)の列で

違うのはなぜ・・・?。↓

そもそも垂木自体が

留まっていない↓

大雪で壊れたとのことですが

壊れても当然かな・・・・

と思いました。

そうは言っても、

お客様が困っているのは事実。

まずは今までの

(強度の期待できない)

怪しい工事の分を

キレイに取り外します↓

今回は車庫内の幅が

3.2mほどありましたので

垂木というより

梁を掛けるつもりで

2×6を抱き合わせて使用します。

こうすると雪の重みが掛かっても

下の方にたわむことはあっても

折れることはありません。

また、木材の良い点は

たわんでも時間が経つと

それが直ること。

金属ですと一度曲がったら

それまでですが、

木の場合はある程度は復元します。

雨樋を設置するにも、

キチンと羽子板ボルトをいれて

強度が出るようにします↓

桁の部分と梁の部分も

このように金物で緊結します。↓

木材は小口から

水が入ると傷みやすいので

梁の先の部分を隠せるように

鼻隠し板を取付けます。

※この場合は、

破風板

と表記した方が

良いのかも・・・

まぁ、これで大雪が来ても

まず大丈夫でしょう!

この様な感じに

屋根が出来上がりです。

お客様からは、

とにかくもう壊れない様に

お願いします!

と言われたので屋根は

カラー波トタン

で施行させて頂きました。

光が入るように、

また以前と同じ様に

ポリカーボネートで

施工しても良いのですが

車は日が当たると

塗装も劣化しますし

強度で言ってもこの方がベターかと。

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